将棋

将棋アプリ『百鍛将棋』で九段を目指す

百鍛将棋(ひゃくたんしょうぎ)はスマホアプリである!

将棋系アプリを一通り試してみよう!と思い検索していて目に付いたのが将棋対局アプリ「百鍛将棋」でした。将棋対局アプリでは「将棋ウォーズ」「将棋クエスト」「将棋倶楽部24」「81将棋」は知っていたのですが、「百鍛将棋」は聞き覚えがありません。そもそもなんて読むのだろう?ってところからわからないわけですよ。「百鍛」でぐぐってみると「百鍛千練(ひゃくたんせんれん)」という言葉がヒットしました。

百鍛千練
詩や文章の語句を何度も考え、何度も修正してよりよいものにすること。
「百」や「千」は非常に数が多いことのたとえで、何度も繰り返すという意味。
「鍛錬」は金属を鍛え上げることで、詩や文章の語句を何度も考えて練り上げることのたとえ。
百回鍛えて、千回練るという意味から。
引用:辞典オンライン四字熟語辞典「百鍛千練」についてより

「推敲」と似た意味の言葉ですね。手元にある○研の国語辞典には載っていませんでした。「百鍛将棋」は「ひゃくたんしょうぎ」と読むようです。(ググるまでは頭の中で「ひゃくきたえしょうぎ」と読んでいたことは秘密だ)

App Store」か「google play」からダウンロードできます。

「百鍛将棋」入れてみた

立ち上がりの画面はこんな感じ。

実戦詰将棋が大量に!

「実戦詰将棋」を選ぶと1手詰、3手詰、5手詰を解くことができます。かなり分量があるので、初級者の方は対局アプリとしてよりも詰将棋アプリとして使ってみるのもよいかもしれません。
この「実戦詰将棋」に関しては、百鍛将棋おまえのいいとこみつけたぞ――ってな感じでした。

オンライン対局は無料の場合一日3局

百鍛将棋ではオンライン対局の一日の制限が3局までとなっています。これは、将棋ウォーズと同じ仕組みですね。
百鍛将棋の場合、「練習対局」でソフトと対局することもできます。こちらは局数無制限となっています。

持ち時間は一手30秒。

短期間でてっぺんを獲るのが目的なので一日3局じゃちょっと辛い・・・・・・。オンライン対局数が無制限になるプレミアム会員を調べてみるとこんな感じでした。

会員特典
・オンライン対戦指し放題
・毎日1回ログイン時に25小判(580円相当)
・表示される広告の解除
月額
540円

小判というのは、百鍛将棋内のアバターが買えるアプリ内通貨です。うん、昔ハンゲームでみたような感じ。白シャツ勢だったので特に魅力を感じないかな。


↑アバターショップで白シャツ勢から卒業できる

いざオンライン対局!


記念すべき一局目。対局相手は18級の方でした。
早い段階で「棒銀」の構えをみせてきたので、「四間飛車」で迎え撃ちます。

相手の人の陣形が悪過ぎるので、飛車先を突破してそのまま勝ちになりました。


順調に昇級・昇段を重ねて六段の方との対局です。

原始棒銀と本局のような原始中飛車の使い手が多いという印象でしたね。「端角+原始中飛車」ははまると結構威力があります。居飛車側は中央を手厚く受けておくと次第に作戦勝ちになっていきます。


八段の方との対局。


高段者でも原始棒銀の使い手が多かったです。嬉野流っぽく指す人も多かった印象。


九段の方との対局。この方は僕と当たるまでに125連勝されていました。


あっ、これ強い――。


瞬殺されました。

 

結果は・・・・・・

64勝1敗百鍛将棋最高段位の九段に到達しました!
1敗の相手はかなり強かったです。地で強かったのか、ソフト的に強かったのかはわかりませんでした。

百鍛将棋のレベル

他の将棋対局アプリと比べると圧倒的に弱いです。五段、六段クラスでも得意戦法が「原始棒銀」「原始中飛車」みたいな人が多かったのが印象的でした。(原始棒銀と原始中飛車っていきなりやられると簡単には作戦勝ちはできないものですね)

将棋ウォーズの有段者であれば、無双気分が味わえるのではないかと思います。最新戦法なんて指してみようものなら「あれ、俺またなんか変な手指しちゃいました?」みたいな異世界転生俺つえーを味わえるでしょう。

将棋ウォーズなどと比べて百鍛将棋は圧倒的に級位者にやさしいアプリだと感じました。ターゲットとする層が明確だからこそなんとか続いている――と僕は分析しています。

接続切れは両者勝ちになる!

接続切れは両者勝ちになる――。これが百鍛将棋をクソたらしめている要素です。

百鍛将棋のオンライン対局って数局に一局という頻度で接続切れが発生するんです。接続切れがびっくりするほど多い。

接続切れは両者勝ち。21級の人と九段が指して接続切れになっても両者勝ちになっちゃうわけです。21級の人のレーティングは爆上がりですよね。弱い高段者がたくさんいる原因はこの辺りにありそうです。

運営はこのクソ仕様をわかっていながら放置しているのではないか――と僕は分析します。級位者であっても頑張れば最高段位に到達できるという夢を、このアプリのウリにしているんじゃないかなーと。

こちらが勝勢の局面で切断切れとなり、両者勝ちになるケースも多かったので、「自己切断チート」みたいな方法があるのかもしれません。

将棋ウォーズで1級あれば、百鍛将棋九段を狙えるようです。これはある意味革命ですよね。幸せになれる人は多ければ多いほどいいのです!(段位の価値は暴落してしまいますが・・・・・・)

解約方法

プレミアム会員になり、一日で最高段位の九段まで到達することができました。目的達成!ということで僕がこのアプリでやるべきことはなくなってしまいました。棋力アップを目指したり、対局を楽しむという意味では有段者にとって合わないアプリなのです。

というわけで解約することにしました。

僕はAndroidだったので、「Google Play」→「定期購入」→「百鍛将棋」→「管理」→「定期購入の解約」と辿ることで解約完了しました。解約しても1ヶ月間の期間内はプレミアム会員でいられるようです。

百鍛将棋は初心者~初級者におすすめの対局アプリ

百鍛将棋は初心者~初級者のための対局アプリでした。

・将棋ウォーズ強すぎ・・・・・・
・俺は負けるために将棋を指しているわけやないんや
・実力はともなわなくてもアプリ内で有段者になりたい!
・接続切れで両者勝ちとかなんて平和で素敵なアプリなんだ!

などと感じる人には特におすすめです。
ライトユーザーに対して徹底的にやさしくすることで、ニッチを獲得する――という方法は将棋でも有効なのだろうなと考えされられたアプリでした。

そうそう、「百鍛将棋」のサブタイトルは「-初心者でも楽しく遊べる本格将棋ゲーム-」でした。ここにも明確なライトユーザー志向がみてとれますね。

ウォーズやクエストに疲れた人が辿り着いて、合えば定着する――という感じでなのしょうか。