将棋

机で将棋(3×4将棋)の本格攻略

机で将棋の「3×4将棋」とは?

これが3×4将棋!

3×4将棋」というのは、スマホアプリ「机で将棋」内で行われているボードゲームのことです。


普通の将棋が「9×9」の盤面で行われるのに対し、「3×4将棋」は文字通り「3×4」の大きさの盤面で行われます。
「3×4将棋」では、駒の初期配置がランダムに決定されるのが特徴となっています。

3×4将棋

3×4サイズの小さな将棋盤を使った机で将棋オリジナルのモードです!

■初期配置がランダム
3×4将棋は遊ぶたびに駒の種類と配置がランダムに変化します。

■対局開始の持ち駒
対局開始時に、最初から持ち駒を持っているときがあります。(持ち駒は歩のみ)

引用:「机で将棋」内の3×4将棋ルール解説

「机で将棋」ではこの「3×4将棋」でのオンライン対局(全国遠征)がメインコンテンツとなっており、日夜熱い戦いが繰り広げられています。

元奨勢としてこういうのを見ると「完全攻略してぇ・・・・・・」と思うわけです。「机で将棋 攻略」でググっても、上位にはライトユーザー向けの攻略法しかでてきません。そこで「机で将棋ガチ勢」になるための記事を作っちゃおうと思ったのです。

ガチ勢は符号で解説する!

ガチ解説になるので、「符号」で説明するところもでてきます。


アプリでは数字、漢数字は付いていませんが、上図のように縦と横に数字を打って、指し手がわかるようにします。


たとえば上図の青丸で囲われているマス目は縦が「3」横が「二」の筋なので「3二」となります。

サラさん
サラさん
机で将棋ガチ勢・・・・・・。なんだかとてつもないロマンを感じる・・・・・・

参考:
机で将棋 Google Play
机で将棋 App Store

「3×4将棋」を本格攻略!

「3×4将棋」は覚えゲー?

「3×4将棋」では、初期配置と先手・後手がランダムに決定されます。それらが決まった時点でどちらかがわかりやすく必勝!となっているケースが結構あるんです。


たとえば上図は手番を握っている側が必勝になる局面です。腕に覚えのある人は次の一手を考えてみてください。


▲1三歩(上図)で先手必勝。次の▲1二角成(歩成もOK)が受からないのです。
以下、△3二歩▲1二角成(下図)

△3一玉▲1一馬(下図)


△3三歩成▲同玉まで

手番を握っていた先手の勝ちとなりました。最終局面で後手は王を動かすしかありませんが、どこも先手の駒が利いているのですぐに取られてしまいます。「3×4将棋」ではこうした局面も先手勝ちになります。(たとえばチェスでは「ステイルメイト」といって引き分けになる)

「3×4将棋」は究極の振り駒ゲーとも言えるでしょう。

桂馬のふんどしによる必勝定跡


たとえば上図は「頻出局面」のひとつですが、やはり手番を握っているほうが必勝です。具体的には・・・・・・。

▲1一香成△同玉▲2三桂△2一玉▲3一桂成△同玉▲2三香△2一香▲同香成△同玉▲2三香△1二玉▲2二香成まで先手勝ち。

3手目の▲2三桂がポイントです。本将棋で「桂馬のふんどし」と呼ばれている手筋ですね。

ただここまで来ると、初見で正しい手順を見つけることは難しいと思います。「机で将棋」は持ち時間が一手20秒以内なので結構慌ててしまいます。

なので頻出局面に関しては必勝手順を覚えてしまう――というのが完全攻略の近道となります。複数の必勝手順を覚えていくと、自然に攻略のコツもつかめてきます。

あとで初期配置集を羅列しますので、必勝手順を考えてみてください。20秒では見つからないと思いますが、20分~1時間ぐらい考えると見えてくるはずです。

「3×4将棋」詰将棋問題集

「3×4将棋」入門勢にとって必要になってくるのが「詰み」の形です。詰みがわかれば、俄然楽しくなってくるのがこのゲームの特徴なんです。本将棋への導入にもつながるのでここでは基本的な詰みの勉強をしていくことにしましょう。

まずは基本の一手詰

全ての道は一手詰からはじまります。

一手詰①


先手の手番。持ち駒は銀です。

 

正解は▲3二銀までの一手詰。


持ち駒は盤上に打つことができます。頭銀での詰み形ですね。本将棋での頭銀は逃げられてしまいがちですが、3×4将棋では盤面が狭いので仕留められるケースが多いです。

一手詰②


先手の手番です。既に勝ちの局面ではありますが、一手で決めてしまいましょう!

 

正解は▲2二香成までの一手詰。

敵陣(1段目、2段目)に入ると駒を成ることができます。「香車」は成ると「成香」になり「金」と同じ動き方をします。

一手詰③


答えは二通りあります。

 

正解は▲3二歩成まで一手詰。


▲3二歩成では▲3二角成も正解となります。成り駒を作って頭金が基本の形ですね。

一手詰④


先手番。龍の力を間接的に利用します。

 

正解は▲2二歩成まで一手詰。


▲2二歩成に対し△同龍と取ると、▲1一龍で王を取ることができます。

一手詰⑤


先手番。こういうパターンも知っておきましょう。

 

正解は▲2三桂まで一手詰。


いわゆる「吊るし桂」と呼ばれる詰み形です。「3×4将棋」ではレアケースですが、これで詰ますと格好いいのです!

一手詰⑥


先手番。相手には持ち駒がありません。

 

正解は▲1一飛成までの一手詰。


後手に持ち駒があれば△2一合で助かっているのですがないものは仕方がない――ということで詰みなんです。初期配置に飛車がある時に結構出てくる詰み形です。

三手以上の詰み

準備中です。問題ができ次第追加で掲載します。

「3×4将棋」初期配置集

「3×4将棋」は二人零和有限確定完全情報ゲーム

なんか必殺技みたいな言葉が出てきましたね。「3×4将棋」は本将棋と同じく「二人零和有限確定完全情報ゲーム」なんです。

二人零和有限確定完全情報ゲームの特徴

双方が最善を尽くせば以下の3つのどれかの結論に至る。
①先手必勝
②後手必勝
③引き分け

本将棋も原理的には①~③のどれかの結論になるわけですが、指し手の分岐が膨大過ぎて最新のコンピュータを使ってもいまだ解明されていません。(人間より強くなることと、完全解析は次元が異なる)

一方、「3×4将棋」は指し手の選択肢が狭いので、人力でも結論を出すことが可能です。というわけで、「3×4将棋」の様々な初期配置を羅列していきます。図面をにらんで結論を考えているとよい暇つぶしになりますよ。

初期配置集

随時追加していきます。

まとめ

「3×4将棋」は純粋にゲームとして楽しいですし、本将棋への導入としても優れているのではないかと思います。一手詰、三手詰や簡単な寄せを身に着けるにはもってこいだと思うのです。

追加で「長手数の詰み」や「手渡しのテクニック」について書けたらなと考えています。完全攻略解説までの道は遠い・・・・・・。

とりあえず今日はここまで!